ＯＨ！ＨＡＰＰＹ　ＤＡＹ♪

随分とご無沙汰をしてしまいました。
昨年のコロナ以来、練習場所が無くなり、歌う事は「飛沫感染」の恐れもあると言うことで、私達のように多人数で歌うことはご法度のような世の中の流れもあり、メンバーへの感染、そのご家族様への感染の心配もありますので、少し収まってきた頃に少人数でマスクをつけ、フェイスシールドをつけ、できるかぎりの対策をとりながら練習もやすみやすみ行ってきたりもしましたが、第三波の緊急事態宣言がでてからは、完全休会となりました。

そんな中、とある団体さんよりメンバーを通じて6月19日のイベント出演のお話をいただきました。

出演するしないはメンバーの判断に委ね、参加者を募った所、13名のメンバーが出たいと言ってくれました。

主催者さまとも、話し合いを重ね
ながら本当に開催できるのか、感染者が増えたらやはりまた中止になるのか、何より私達は集まり練習することができないのに、出演させてもらってもよいものかと気持ちはものすごくいろんな事で葛藤していました。

メンバーの1人が、「野外で練習しよう！」と声をかけてくれ、和歌山城の中の広い場所でソーシャルディスタンスを保ちながら練習もしました。

久しぶりに歌えて楽しかった！
やっぱり歌うのはええね！
気持ちよかった！

グループLINEにみんなこのような言葉を書きこんでくれていました。

そして迎えた19日本番。

和歌山は感染者も少なく、少し落ちついてきているので開催に踏み切ってくださいました。

私達もシンガーズマスクを着けて、思い切り歌わせていただきました。

会場は感染対策を徹底してくださり、楽屋も広い会議室を換気し、メンバーも間を空けて席をとりました。

会場は県民文化会館。
私達が3年前と2年前にコンサートを実現できた会場です。

音響さんとも久しぶりの再会、私達の事を覚えていてくださり、全て安心してお任せすることができました。

当日、どうしても参加することが出来なくなったメンバーはひとりだけ。残り12人で久しぶりに舞台に立ちました。

もう、こんな日はこないのではないか。

もう多人数で歌う事はできないのではないだろうか

そんなマイナスな事ばかり考えていた私達に希望の光がみえたような瞬間でした。

コンダクトしている私の目に飛び込んでくるメンバーの笑顔！


一曲ごとに顔がイキイキしてきます。

魂が喜ぶ瞬間です。

クリスタルヴォイスを立ち上げ16年間、共に歩いてきた素晴らしいメンバー。今や第二の家族です。

後ろ向きな気持ちが一気に前を向いた瞬間でした。

少しづつまたみんなで前を向いて進んでいけたらと思います。